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その@ 韓国民主労総
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スケジュール
12月22日(土) 「街」の忘年会&クリスマス会 去年の様子はココ 午後6時〜9時まで、それから夜中まで 
 会費1.000円
12月25日(火)

■12・25都庁前 One Dayアクション 第2弾
とき◆12月25日(火)正午〜午後7時
ところ◆都庁第一庁舎前の歩道
主催◆河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会(tel.042-571-2921 多摩教組)


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2007沖縄 今年はこんな年でした5「基地問題山積み」 2007年12月21日 (金曜日)
News Photo

『(基地建設のための)作業船では潜水作業が予定されています。100メートル以上離れてください!』

岸本記者「午前9時20分です。今、ダイバーが海の中に入りました。基地建設に向けた調査が今始まりました!」

防衛省は4月、22014年の基地の完成を目指し、辺野古沿岸部での事前調査を開始。滑走路の位置を巡り、政府と膠着状態にある県は、防衛省の責任でやるならとこれを容認します。

県土木建築部・首里部長「(Q:県は那覇防衛施設局と一緒になって円滑な調査を進めたいのか?)というよりも海域使用の許可申請がきたので、円滑な調査をして頂くのが私達の立場です」

しかし、市民団体はこの事前調査は、環境影響評価の正式な手続き以前のもので、「初めに基地建設ありき」の違法なものだと主張。海上で激しい抗議運動を展開します。

それから3週間後・・・。

『AM5:00建設反対のカヌー出艇辺野古浜港ではおよそ100人が座り込んで夜明けを迎えた』

比嘉カメラマン「辺野古上空に来ています。海上ではヘリ基地建設に反対する人々が漁船やカヌーを使って、調査船を取り囲んでいます」

この日、防衛省は海上自衛隊を調査に派遣。明け方から辺野古の海を埋め尽くした国側の船はおよそ200隻。迎える反対派は小型船とカヌー12隻。力の差は歴然です。

市民団体・平良夏芽さん「海底にくいを打ってサンゴの着床具を固定しようと1.5cmの鉄柱をハンマーで打とうとしている」

防衛大臣も、本来国民を守るための自衛隊を市民団体の排除のために使ったことを認めました。

久間防衛大臣(当時)「(Q:今回、海上自衛隊が出る必要はあったのか?)どうなるか民間だけでは分からないからね。前回の時は全然出来なかった訳ですから、妨害活動で。最初から反対の人は何やったって反対ですからね」

この県民を見下した態度に、仲井真知事も防衛省を真っ向から批判します。

仲井真知事「自衛艦が出てきてというのはいかがなものか。そういう事態じゃないのではないか。特殊任務を持つ自衛隊の船が出動するような事態にあるとは考えられない」

しかし、政府が気にするのはアメリカの顔色だけ。外務・防衛閣僚のトップ会談では、アメリカのミサイル防衛への全面的な資金協力などを約束します。

ライス国務大臣「この同盟を維持していくだけではなく、さらに強化する」

麻生外務大臣(当時)「在日米軍の再編、また役割や任務に関する措置を一層着実に実施する」

そして今月12月、政府は移設協議会の中で、これまで凍結していた今年度の北部振興事業費100億円の支給を約束。来年2月には環境影響評価の本調査に入ろうと、露骨に地元へ圧力をかけています。

高江住民「何で高江区を囲むように作らなくちゃいけないのか」「小さいから押しつぶせでは、高江区は日本人じゃないのか!」

アメリカ軍の北部訓練場の一部返還に伴い、東村高江区を囲むように6つのヘリコプター着陸帯を作る計画もことし大きく動きました。

1月末、環境影響評価の最終段階である知事意見が提出されましたが、住民が求めていた建設の中止は盛り込まれず、知事は150人の区民の命を守ってくれないのかと住民は反発します。しかし、日米合同委員会は建設に着手することで合意。翌日、初めて高江区を視察した仲井真知事は・・・。

仲井真知事「うーん、(ヘリパッドと住宅地が)かなり近いという感じはしますね」

しかし運用の改善で対処できないかという消極的な姿勢は変わりません。

高江区・仲嶺武夫区長「生活の問題をどうしてくれるんだということが全く示されていない。我々はヤンバルクイナ以下の人間なのか」

孤立無援の状態に追い込まれた高江区。住民らは7月から座り込みを始めますが、ここにも大きな国の力が突然襲い掛かりました。

『(沖縄防衛局)作業開始!危険ですから退いてください!公務執行妨害だぞ!』「(市民団体)全員座れ!!!」

ヘリパッドの建設予定地に運び込まれる土砂や資材。政府は大きな機材を運び込むタイミングを今も探っていて、区民の24時間体制の座り込みは今も続いています。

高江区住民「(Q:ヘリ怖い?)怖い。こっちに落ちたら、みんな使うものだけ持っていてから引越しする。おもちゃも全部捨てておいて、持っていくものは持っていく。お着替えも靴下も」

またことしはアメリカ軍の軍事優先・地元軽視の姿勢が際立った年でもありました。

比嘉記者「6人のアメリカ兵がパラシュートで降下してくるのが見えます。地元自治体が反発を強める中、降下訓練の強行です。」

比嘉記者「名護市上空です。アメリカ軍はキャンプシュワブの降下訓練を実施しました」

岸本記者「故障した水陸両用車の傍、こちらは民間地なんですが、あちらの茂みに隠れているアメリカ兵の銃口は、一般道路のほうに向けられています」

海兵隊員「ここは我々の訓練地域だ」

同盟国である日本の国民の車に銃を向けたアメリカ兵。

そして嘉手納基地に3ヶ月間暫定配備された、世界最強とも言われるステルス戦闘機F22。

F22部隊司令官「F22は最新技術の塊だ」

アメリカ軍は一体何を守ろうとしているのか?それは日本でも沖縄県民でもなく、アメリカ軍そのものではないのか?

2004年8月、宜野湾市に墜落した米軍ヘリコプター。その同型機は地元の猛烈な反対をよそに、先月11月、普天間基地に舞い戻り再び、私達の頭の上を飛び回っています。

こうしてみるとアメリカ軍の基地機能の強化はもちろん、ことしは防衛省の沖縄に対する強硬な姿勢が目立ちました。

仲里副知事は防衛省のあまりに強引な姿勢に「戦後の住民からの土地の取り上げ方に良く似ている」と批判したこともありました。来年は、辺野古での基地建設の動きがさらに加速すると見られますから、国のやり方を注意して見ていく必要がありそうです。


 青年労働者とディクシーと 2007年12月21日 (金)
 A&U大阪 のブログから転載

ユメウツツです。つれづれ労働者日記。

先日、職場のある政党を中心とする組合の役員から、集中砲火をあびた。
私が青年部で決議して実行したあることについて、約10人くらいで囲まれて、「ルール違反」と言われた。

何がルール違反なのかわからないが(というかルール違反じゃないし)、とにかくその場だけの「数の力」でそう言ってきた。

順番順番に「客観的に見てあなたが悪い」「客観的に見てルール違反」「私たちの信頼をこわしたのはあなたのほう」と来る。
私の言い分にかぶせて怒声をあびせる人までいたのに、私がちょっと言い返すと代表者が軽く笑いながら、「ちょっと、人の話は最後まで聞かないと」。
まあ、人の話は最後まで聞いたほうが良いのは良いですね・・・。

けっこう、その場は「キツイな〜」と思った。

私は何があっても絶対に引かないという決意で、反戦も労働組合も活動している。

でも、大勢に対して1人になったとき、すごい孤立感があった。
大勢が自分をナイフで切っていくようなすさまじさがあった。
だって、その責められていることは、自分が一番大事にしていることだから。ゆずれないことだから。
どうでもいいことなら諦めればいいし、悪かったと思ったら謝ればいい。
でも、そのことは、私には絶対にゆずれないことなんだ。

それは、戦争止めるために、基地建設止めるために、労働者が団結するために、ゆずれないことだった。

心の中で、「自分は絶対悪くなんかない!」と叫び続けてはいた。

でもその場では全く通用しないのだ。

とりあえず、その場を離れてから、職場の青年労働者たちに相談に言った。
その全員が「(私は)悪くない」「そういうよってたかって責めるやり方はおかしい」と言ってくれた。
それでやっと「あ、そうやったな。悪くないよな。」と確認できた。
ほんまに仲間に救われた。

閉鎖された状況で自分が孤立すると気弱になる時もある。
不当逮捕されて取り調べられてるときもこんな気持ちなんかなと思った。

何が言いたいかというと、
私は改めて、自分の信念に確信を得ました。
そして、過去、現在、同じ思いをしてきた人たちへの連帯感がますます強まりました。

パリコミューンで虐殺された人も、韓国の搾取と闘う女性労働者も、動労千葉の労働者も、関西生コンも、ディクシー・チックス(※)も。

革命やら反戦に信念持って活動していると、わりとみんなに理解を得られているのが通常であったとしても、時には大勢の(に見える)人に切り刻まれるときもある。
その大勢は国家権力だったり、そのお抱えのメディアであったりする。
体制内の労働組合であったりする。
時には、体制側に与する労働者であるときもある(これが一番キツイと思う)。

でも、あとで絶対、自分は間違ってなかったと思える日は来ます。
(ってディクシー・チックス聴いてて思ったから今日の記事タイトルになる。)

今日は仲間の団体交渉の日でもあったから・・・その人も「自分は間違ってない」と闘ってきたと思います。

みんなの力で、体制内組合も、資本も、権力者も、乗り越えて、がんばりましょう☆☆☆
労働者階級の闘いには、そうできる普遍性があるから!


(※)米国の女性カントリー・トリオ「ディクシー・チックス」がブッシュ批判をして体制側から大バッシングを浴びました。
彼女らは「Not Ready to Make Nice」(「愛想良くなんてできない」という意味)という歌で意思を表明し続けた。
いまやブッシュは世論の批判にさらされ、彼女らのその歌は去年グラミー賞を受賞した。
(賞を取ることが素晴らしいとは思いませんが、社会の潮目の1指標として。)

関連ブログ記事:
2007年4月6日「ディクシー・チックス応援します!」
http://aanduosaka.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_6a59.html
「Not Ready to Make Nice」の原文、日本語訳も読めます。

「強制」外しで調整 「集団自決」検定 琉球新報 (12/22 9:43)

 【東京】高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で、訂正申請の記述内容について文部科学省の教科書調査官と教科書出版社が、日本軍による「強制」の文言使用を避ける形で調整していることが21日、分かった。出版社はこの方針に従う見通しで、軍の強制を表す表現が大幅に後退する可能性が高くなった。

 教科用図書検定調査審議会が訂正申請の審議過程で各社に示した「指針」で、「今後の調整は教科書調査官に委任する」と一任していたことも明らかになった。「指針」提示以降の文言調整は調査官が実権を握っており、恣意(しい)性が指摘された1年前の検定過程と変わらない構図が浮かび上がった。

 関係者によると、検定審は軍の「強制」という文言そのものの使用を認めない方針のもよう。これを受け、教科書調査官は出版社に対し「日本軍」と「強制」の文言を直接結び付けないよう求めている。

 ただ「指針」が「集団自決にはさまざまな背景・要因がある。軍の関与はその主要なもの(略)」と軍関与を認めていることから(1)手りゅう弾配布(2)皇民化教育―など「集団自決」が発生した背景事情に、「日本軍」の主語を用いることは認めているようだ。

 検定審が各社に提示した指針は「複合的な背景、要因によって住民が集団自決に追い込まれていったととらえる視点に基づく記述が望ましい」と、日本軍の強制のみによって発生したものではないとの考え方を表明。「過度に単純化した表現で記述することは生徒の理解が十分とならない恐れがある」として背景・要因の詳述を求めている。

米陸軍第一軍団司令部の発足に抗議!!!2007/12/21 10:57
 百万人署名運動 のブログから転載
 以下、神奈川・相模原からのリポートです。
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 昨日(12月19日)、米陸軍第一軍団司令部発足式が地元住民、労働者の反対を踏みにじって強行されました。これに対して百万人署名運動湘北連絡会や婦民全国協・相模原支部、神奈川労組交流センターの湘北ブロックの仲間は、県央共闘や平和運動センターの人たちとともに、キャンプ座間での抗議行動を行いました。

 この発足式には、地元県下の首長はみな出席拒否!これも反対の声の大きさを表しています。
 午後3時からの発足式は反対行動が予想されるとして、急遽屋外会場(ヘリポートの予定だった)を変更し、キャンプ座間内の体育館に場所を移して開催されました。

 私たちは、午後1時すぎからキャンプ座間ゲート前で会場に入ろうとする車両や人員に抗議行動を行い、午後3時前には、式典が強行される体育館の見える場所(公園)に移動して、フェンス越しに集会中完全に音が聞こえる場所で抗議のシュプレヒコールをあげ続けました。

 集会で、西村綾子相模原市議(婦民全国協・代表)は、「先日、私たちは今日に先立って、発足式を中止するように申し入れたが、本日強行された。しかしこれからがたたかいの始まり!先日の全駐労のストライキ支援にもかけつけたが、基地の中でたたかう労働者がおり、また外で闘う労働者や私たち市民がいる!必ず基地を撤去させたたかっていこう!」訴えました。さらに「相模原に副市長制が導入されたが、その一人がなんと、東大出身40歳の官僚出身、前任地が防衛省という。完全に軍都を意識しての人事であり、議会でも断固抗議していく」と発言しました。

 基地の街から反戦の街へ!労働者民衆の力を合わせてがんばっていきます。
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