12月28日(金) |
夕食は、ヨッシー作・キムチ鍋 |
京都・前進友の会 のホームページから転載 |
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病地学会、やっと、終わったですよ。。。。。。。。 |
やぁ、みなさん、もう、ほんと、終わったなぁぁぁと、 ほんと、ぼくのなかで、ナニカが、亡くなったよ、そう想います。 『幻想』は、完全に亡くなった。 そうは言っても、『幻想』あった方が、らくヤッタなぁぁぁーーーー イマから想えば。 たとえ、それが『幻想』であっても。 「夏レク」「反十全会」「ジンケンセンター」を一緒にやったハズだったのに 『電気ショックやり続けていた、隠れてね』 そして『知ってて誰も言わなかった』『誰が何時から何処まで知っていたのか』 それでいて『あんな文章タレ流し出し続けていたんや』 1976年から2003年まで、よくもまぁ、騙されてたモンヤ。 そしてついに『幻想』すら亡くなった。 岩倉は、前進友の会との三十年、ぼくとの二十年にわたって、 積み上げてきた想いより、 あんな、クソのような学会を 『成功させる』ことの方が、大事やったんや。 ほんと、そう想う。 『甘い』かもしれんが『衝撃』や。 「職務を果たすだけ」と言い続ける岩倉には『恐怖』した。 学会初日は、ほんと、コケの一念で タワラ大先生の「病地学会五十周年記念講演」 の会議場に入り 「電気ショックを止めてからモノ言いさらせ」とサケビ 続けていたら、 岩倉病院の加藤医師指揮の防衛隊に、後ろから三人にタックルされ、 本会議場から引きずり出され、五人で床に押しつけられた上、 そのまま会場の外まで、後ろ左右三人にビッタリとチームテクニクスをくらい、 総勢二十人くらいに取り巻かれ、 連れ出されました。 イマまでの、お互いに、勢いで、『ぶち当たる』というカンジではなく、 『加藤医師指揮下の岩倉看護士軍団にテクニカルに制圧された』 というカンジで、 『患者制圧技術を訓練した看護士集団』の『チームテクニクス』 を味わいマシタ。 初めて、実は、『恐怖』を感じました。 お互いに『熱くなってぶち当たる』というより 『訓練された看護士の患者制圧チーム技術』に オソロシサを感じました。 イマまでの『お互いに熱くなって勢いでぶつかった』というのは、 まだ、後々、『関係の修復は不可能では、ないだろう』と、 そういう『幻想』は、持てた。 でも、コレは、コレは、チガウんですよ。 精神科救急に特化した『訓練された看護士チーム』は、 もっともっと、オソロシイでしょう。 そして、保護室、四肢拘束、大量投薬、電気ショックで、後送です。 「観察法のオソロシサ」のほんの一端を身体で味わいマシタ。 でも、べんちゃん、 本、しっかり、売ってました、あの中で、壮絶なモノでした。 藤枝友の会も、売り続けていました。 二日目は、山崎君や、黒川さんが、売ってくれたようです。 寺町君が、冷静に ビデオも、撮ってくれました。 この三十分ほどのビデオのタイトルは 「岩倉看護士患者制圧チームの精神科看護実践技術ビデオ」 「興奮している患者をねちこく付き回してますます興奮させる 精神科医の精神科医療実践技術ビデオ」 というようなものです。 よかったら、見てみてください。 ちょっと、シンドイかもしれんですが・・・ そして、みんなの部屋は、帰ってきたら、 いつものように、今日も、いろいろあるセーカツでしたと、嶋田さんから聞きました。 もう、学会は、イヤに、なりました。 イマまでの「イヤ」というのとは、モウちがウ「イヤ」なんですよ、 これは・・・・ 京都で、これからナニカあっても、もう、行かないかもなぁぁぁーーと想います。 なんとか、無事ですが、アチコチ痛いです。 三人がかりの後ろからのタックルの後遺症で首が、 胸部への膝蹴りとニープレスであばら骨が、痛くて。 広瀬さんが、シンパイしてでんわかけてきてくれて、 「診断書」とっておいたらどうやと、言ってくれましたが、 それも、もう、やめました。 そう、 これからは、 えばっちは、 もう、もはや、だぁーーれも、『信頼』しません。 患者会で、一緒に飯を喰った患者会ナカマキーサンナカマと キーサン医者ゴキブリ従事者以外は。 『唯一信頼できる精神病院』なんて幻想ヤッタ 『それでも、やっぱり信頼できるクリニック』なんて幻想ヤッタ 『それでも、京都市内でドコカを紹介するときに、俺は、何と言って紹介するのだろう』 そうは、言っても、『見えにくいアクジ』というコレまでのぼくの想いも そうは言っても、『数はほんと少ないけれど信頼できる 病院、クリニック、医療従事者』 というぼくの、コレまでの想いも、 もはや、亡くなりました。ほんとに、亡くなってシマッタ。 『信頼』というモノは、亡くなりました。 『絶望』という言葉の意味が、ココロから想うことができた、 生涯で、何度目かの、数ヶ月間の苦闘でした。 岩倉が、病地の会長事務局受けたと、知ってからの長い、長い苦闘でした。 その苦闘の行き着いた先は、ほんとは、中家看護長にお茶をぶっかけ、です。 考えてみれば、二十年前、あの職場で、課長にお茶をぶっかけ、から、です。 『岩倉には感謝すべきなんでしょう』 すこしでもあった『幻想』と『信頼』を、ココまでスッカリ亡くしてくれたんやから。 亡くしてくれたんやから。 こういうゲンジツのナニカがここまで、 ココマデ、なければ『ふにおちなかった』ぼくは、 ずいぶんと『お人好しのアホ』だったんでしょう。 『甘いよなぁー俺も』 こいつを、クジラドームに書き込む気もおきてこんのやけれど、どうしようか。 後は、セーカツ続けて、長生きするだけですよね、みなさん。 セーカツして生きなきゃ。とにかく。 ではまたえばっちでした (2007年9月29日) |
教科書検定問題 「軍の強制認めず」に抗議 QAB 2007年12月28日 (金曜日) |
沖縄戦の集団自決を巡る教科書検定問題で12月26日教科書検定審議会が軍の強制という表現を認めない結論に達したことをうけ、12月27日夜、那覇市で、抗議集会が開かれました。集会は、6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない県民大会実行委員会が開催したものです。 主催者挨拶で大浜敏夫共同代表は「文科省の対応は再び沖縄県民の怒りに火をつけた」と憤りを露にしました。そして先日、東京への要請行動を行った県民大会実行委員会の玉寄副会長は、「沖縄戦の実態を消し去ろうとする姿勢を跳ね返すため皆さんの力を貸してください」と訴えました。 集会では、教科書の内容を「軍の強制」という直接的な表現に戻すことや、あらためて検定意見の撤回を求めるアピール文を採択しました。 |
記述後退「見逃せない」 労組など抗議集会 琉球新報 (12/28 10:59) |
「軍の強制」の記述復活や検定意見の撤回を求める決意を新たにし、怒りの拳を上げる参加者=27日夕、県庁前広場 |
「強制」削除市民怒り/運動の継続誓う 沖縄タイムス 2007年12月28日(金) 朝刊 25面 |
沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を示す記述を削除させた教科書検定問題で、「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」実行委員会は二十七日、教科書会社からの訂正申請に、「軍強制」を示す記述を認めなかった文部科学省に抗議する緊急集会を那覇市の県民広場で開いた。約七百人(主催者発表)が参加し、「軍強制」の記述復活と検定意見の撤回などを求めた。
同実行委の大浜敏夫共同代表は「教科用図書検定審議会は『(日本軍)に強制、誘導された集団自決』は駄目で『追い込まれた』という記述なら良いという基準を設けた。絶対に許すことはできない」と語気を強めた。 「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」事務局長の山口剛史琉球大学准教授は「文科省は教科書会社が申請した『日本軍が強制した』との訂正記述を書き直させ、二重に検定で事実を歪めた」と指摘。「教科書執筆者たちは『訂正申請は毎年できる。強制が認められるまで何度でも申請する』という決意だ。私たちも検定意見撤回まで共に頑張ろう」と呼び掛けた。 参加者からは九月二十九日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の実行委員会に運動存続を求める声が相次いだ。 高校教員の新垣真理さん(54)=那覇市=は「実行委を中心にもう一度、沖縄の声を示すべきだ。せっかく声を上げた『集団自決』体験者らの証言を、後世に伝える方法も考えてほしい」と訴えた。 無職の照喜名朝寿さん(70)=同市=は「『軍強制』を認めないことがうそで、歴史歪曲だ。実行委は解散せず、今まで通りに検定意見撤回まで活動を続けてほしい」と期待する。 看護師の知花喬さん(38)=同市=も「国の方針で歴史の事実をすり替えるのは、やっぱりおかしい。九月の県民大会では、県民の総意として検定意見の撤回を求める声が出た。『軍強制』の記述回復も大いに期待していたのに」と納得いかない様子だった。 実行委解散を困難視 玉寄哲永副委員長 玉寄副委員長は抗議集会で「文科省の対応には不満が残る。九月二十九日の県民大会で決議された検定意見撤回、記述回復を含め、政府に要求した四項目のすべてが実現が中途だ」と指摘。「二十八日の実行委でどのような反応があるのか、解散になるのかは不透明だ」と話した。その後、記者団の取材に「実行委の中には、文科省の対応に厳しい意見も多く、簡単に解散するとはならないのでは」との見通しを示した。 都内でも抗議の声 教科書執筆者の一人で歴史教育者協議会の石山久男委員長は「まったくのゼロ回答。沖縄県民の怒りを無視し、沖縄戦研究をも否定した」とした上で「検定意見の撤回や制度の抜本的改善が実現するまで戦い続ける」と宣言した。 九月の沖縄県民大会の実行委員らが一定の評価をしていることについて、高嶋伸欣琉球大教授は「一緒に運動している人は『首相らが謝罪するまでケリがつかない』という点で一致している」と述べた。 集会では、大阪市の社会科教諭(46)から「小手先の修正で子どもをごまかすのはやめてほしい」などの意見が出た。 |
市民メディア・インターネット新聞JANJAN |
「軍命あった」 沖縄戦専門家の林教授が講演 |
「沖縄戦と民衆−『集団自決(強制集団死)』をどうみるか」のテーマで沖縄県平和祈念資料館主催の第2回沖縄戦講座が16日、各地から約100人が参加して同館で開かれた。講師の関東学院大学教授の林博史氏は、集団自決が行われたのは「軍命があり、日本軍によって住民に恐怖感を植え付けた」と、多くの事例を挙げて説明した。
この講座は「戦争を過去のものにしないで、今一度歴史の教訓から学んで、平和を考える機会にしたい」との趣旨で開かれている。講師の林氏は日本近現代史、国際関係論を専攻している。著書の『沖縄戦と民衆』は伊波普猷賞を受賞。現在は沖縄県史編纂委員も務めている。林氏は100分間の講演で、沖縄戦の特徴、「新しい歴史教科書をつくる会」の意図、1980年代の教科書問題での集団自決、沖縄戦の中の住民被害、住民自決をどうとらえるのか、米軍が上陸した島、「集団自決」を引き起こした原因、「集団自決」問題が持つ一般性などについて具体的に述べた。沖縄戦と集団自決、日本軍と住民との関係などについて重要な論及が多いので、項目ごとに話をまとめた。
1.沖縄戦の特徴 天皇制護持と本土決戦準備のための捨て石作戦・持久戦として沖縄戦が展開された。そのため犠牲者が増えた。住民虐殺や食糧強奪、壕からの追い出し、マラリア汚染地区への強制移住、住民をスパイ視し降伏を決して許さなかったので軍人を上回る民間人の犠牲者が出た。徹底した皇民化教育、朝鮮人軍夫や慰安婦の犠牲などがある。その結果、「軍隊は住民を決して守らない」ことが分かった。 2.「つくる会」の意図 集団自決は部隊長が命令していないので「強制ではない」。防衛隊は民間が勝手に作ったもので、民間人が勝手に軍の手榴弾をとって配ったものである。援護の金ほしさに軍命令を捏造した。この3点に集約できる。岩波新書『沖縄ノート』の著者であるノーベル賞作家の大江健三郎氏と出版元の岩波書店を相手取って座間味島の元日本軍部隊長と、渡嘉敷島の元部隊長の弟が「軍命がなかったのにあったと書いたのは名誉毀損だ」として大阪地裁に提訴している。しかし、この主張は沖縄戦を検証していくうち自ら否定され、存在しないことが判明した。 3.1980年代の教科書問題と沖縄戦 高校教科書『日本史』(実教出版)の脚注で、日本軍による住民殺害について記述したところ、文部省はその出典となった『沖縄県史』は「体験談をあつめたもので、1級資料ではない」と削除。これに対して沖縄県議会は「県民殺害は否定することができない厳然たる事実であり……削除されることはとうてい容認しがたい」と全会一致で記述の復活を要求している(1982年9月4日)。 大野判決と呼ばれている最高裁判決(1997年8月29日)では「集団自決を記載する場合には、それを美化することのないよう適切な表現を加えることによって他の要因とは関係なしに県民が自発的に自殺したものとの誤解を避けることも可能」と判示されている。 4.沖縄戦の中の住民被害 最初の「沖縄戦の特徴」とも深く関連するものだが、沖縄県民を死へ追い込んだケースは多い。それは「本土防衛、国体護持のために沖縄を捨て石」にし、「米軍に一撃を与えるための戦争継続」(昭和天皇の考え)が沖縄戦だった。 日本軍が手を下したケースとしては、スパイ容疑で殺害したものがある。そのほかに、食糧の提供を渋ったため殺している。軍民雑居の壕では乳幼児が泣き叫ぶので殺した。米軍に投降しようとした者や投降を呼びかけた者を殺している。米軍の民間人収容所に保護された住民を襲撃している。米軍から食糧をもらった住民を殺している。砲撃を受けている最中にもかかわらず、水くみ、弾薬運搬を指示し、従わなかった者を殺害している。 間接的な日本軍による殺害(日本軍によって死に追いやられたケース)としての事例は多い。住民が隠れている壕に日本軍がやって来て、砲煙弾雨のなかに追い出されて死んだケースが多く報告されている。軍民が混在している壕では、住民が米軍の投降に応じることを許さなかったために米軍の攻撃を受けて死んだ住民が多い。 上記の事例はわずかだが「捕虜になると男は戦車でひき殺され」、「女性は強姦されて裂き殺される」など、住民に恐怖心を植え付けていたことが住民の犠牲者を増やしている。いずれも、捕虜になることを許さない日本軍・国家の考え方が引き起こしたものである。 5.「集団自決」をどうとらえるのか 地域の住民が集団で、もはや死ぬしかないと信じ込まされて、「自決」あるいは相互に殺し合いを行った行為が「集団自決」といわれている。最近は軍命があり、強制的に死に追いやられている事実を明らかにするため「強制集団死」という言葉が使われている。 渡嘉敷島では3月20日、日本軍の兵器軍曹から村の兵事主任を通して役場職員や17歳以下の青年を集めて、手榴弾を1人2個ずつ配り、「いざという場合にはこれで自決せよ」と命令している。座間味島では3月25日、村の助役が「軍の命令で敵が上陸したら玉砕するように言われている」。 弾薬運びを手伝っていた若い女性たちに対して軍曹は「途中で万一のことがあった場合には、日本女性としてりっぱな死に方をしなさい」と手榴弾を手渡している。彼女たちは、日本軍が斬り込みに行くと言っていたので、みんな死んだと思い、手榴弾で自決をはかるが、不発で命が助かっている。「強姦されて死んだ」と日本軍から言われた女性たちに山中で出会った住民は、日本軍がウソをついていたことを見破る。また、斬り込みしたはずの日本軍が山中を逃げ回っているのを目撃し、軍への不信感が募る。それ以後、命を大事にして逃げ回る。 慶留間島では2月8日、野田第2戦隊長が島に来て、約100人の住民を集めて「敵上陸のあかつきには全員玉砕あるのみ」と訓示している。米軍が住民から聞き取りした公文書にも「米軍が上陸してきたときには自決せよと命じられた」ことが多くの住民の証言として記載されている。林氏が米公文書館で発掘した文書である。 6.米軍が上陸した島々 沖縄本島の周辺には慶良間諸島のほかに多くの離島がある。日本軍のいない島ではハワイなどからの移民帰りの老人たちが「米英は鬼畜ではない」として住民と共に投降して、助かっている。米兵と英語で交渉したケース。粟国島では村の幹部が白い旗を掲げて投降して米軍の攻撃をまぬがれている。とにかく、日本軍がいない島では住民は自由な判断ができ、助かっている。 7.日本軍がいた地域と、いなかった地域 宜野湾市の場合には、日本軍がいなかった集落では住民は投降して助かっている。ハワイ移民帰りの人が住民を説得して投降している。役所職員たちがステッキに白いタオルを巻いて白旗をつくり投降。そして、住民のいる壕をめぐり投降を呼びかけ、米軍攻撃による犠牲を防いでいる。 しかし、佐真下の壕では、日本軍少尉が軍刀を振りかざして「捕虜になる者は切り捨てる」「捕虜になれば、戦車の下敷きにされて殺される」と脅し、結果的に犠牲者が多く出ている。 8.「集団自決」を引き起こした原因 日本軍は、住民にたいして「捕虜になることは恥」「女性は強姦されて木にぶらさげられる」などという恐怖心を植えつけている。林氏は「皇民化教育がベースになっていることは、確かな事実であるが、日本軍は住民に恐怖心を繰り返し植え付けている。特に若い女性の場合には、強姦されるという恐怖心が大きく作用している。そのことが犠牲を大きくした。防衛隊は日本軍の規則によって作られた立派な軍隊であり、民間組織ではない」と結論づけている。 林氏の講演は、米軍が上陸してきた慶良間諸島の当時をくわしい事例で紹介し、軍命があったことを明らかにしていた。沖縄本島や周辺離島で日本軍がいることによって起こった事実、いないことによって住民が自由な判断をすることができ、犠牲がなかったことを詳しく述べていた。沖縄戦については、地域別や部分的には明らかにされているが、林氏の講演は全体的に例示して、沖縄戦の持つ意味をよく理解させるものだった。 |
12月27日(木) |
文部科学省、抗議行動 |
午前11時〜、なんぶユニオン、福祉労働者連帯ユニオンが抗議行動 | |
ビデオ その@ | ビデオ そのA |
戻ってきて昼食を作る時間がないので、お弁当に | ||
「街」は今日で御用納め 清水さんから最後の差入れ |
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今年最後の夕食会は、奮発して、室戸岬の刺身。プリプリのアジと紋甲イカ |
カツオ | イカ・ワタ | 飯田さん差入れの厚焼き玉子 |
「訂正申請を不当修正」 文科省に抗議と要請 琉球新報 (12/27 16:03) |
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高校歴史教科書の「集団自決」検定問題で、渡海紀三朗文科相が教科書出版社からの訂正申請を承認したことを受け、「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」と「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会」「沖縄戦の歴史歪曲(わいきょく)を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」の3団体が27日午前、文部科学省を訪れ、文科省と教科用図書検定調査審議会(検定審)が訂正申請に対する不当な修正を強要したなどととして抗議し、検定意見撤回と記述復活を求めた。 一行は午前11時に文科省教科書課の松木秀彰課長補佐と面談し、要請文を手渡した。 要請文では「検定意見の撤回をかたくなに拒否し、そのことを前提として訂正申請の内容に不当な修正を強要して、ふたたび歴史の真実を歪曲するものである」と強い怒りを示している。 文科省が「集団自決」に対する「基本的なとらえ方」で、直接的な軍命が確認されていないとしていることなどに触れ、「隊長の直接の自決命令がなかったとしても、それが軍による強制がなかったことに直結するものではなく、軍による強制を削除する根拠にはなり得ない」と指摘した。さらに「文科省ならびに検定審議会は、昨年度の検定に引き続き、訂正申請に対しふたたび根拠のない誤った決定を行った。これでは訂正申請の意味は無に等しいといわざるを得ず、沖縄県民、国民はとうてい納得できない」と批判している。 |
僕らの教科書から「軍強制」消えた/高校生ら危機感と憤り 沖縄タイムス 12月27日(木) 夕刊 1面 |
「なぜ、正しい記述が認められないの」。沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、「日本軍」と「強制」を直接つなげる表現を認めなかった教科用図書検定調査審議会の結論に、実際に教科書を使う立場にある県内高校生から戸惑いと不満の声が上がった。9・29県民大会で決議された「検定意見撤回」は実現せず、「僕たちや後輩たちに悪影響が出る」と危機感を募らせた。
県民大会参加後、報告会を開いた北部農林高校生徒会長で三年の島袋奈津子さん(18)は「軍は関与はしたけど、強制はしていないというあいまいな表現になっている。体験者が強制されたという事実が否定された感じがする」と懸念する。 南風原高校三年の具志沙織さん(18)は「沖縄と本土で沖縄戦に対する考え方がこんなに違うのかと無力感を覚えた。沖縄にはたくさんの生存者の証言や遺留品があるのに、どうして正しい記述が認められないのだろうか」と疑問を投げ掛けた。 その上で「あやふやな教科書では、これから歴史を学ぶ後輩たちに大きな誤解を与えてしまう。沖縄戦を経験したオジーやオバーの心の傷は決して癒えることはないのに、歴史だけが書き換えられていくようで憤りを感じる」と語った。 宮古郡民大会で「なぜ事実をもみ消し、ゆがんだ情報を伝えようとするのか」と訴えた宮古高校二年の我如古博斗君(17)は「日本軍の関与が認められたことはいいことだが、『軍』と『強制』を直接つなぐ表現が記述されなかったことはショック」と話す。親せきの高齢者から沖縄戦当時の話を聞き、日本軍の強制は歴史的事実ととらえた。検定意見の撤回が実現しなかったことに「間違った検定意見が残ると、僕たちや後輩が学ぶ上で悪影響が出る」と語った。 父親に誘われ、参加した県民大会をきっかけに、初めて「集団自決」の問題を真剣に考えるようになったという那覇国際高校三年の当真里菜さん(18)。多くの県民の熱意で埋め尽くされた会場に立って、「軍の強制があったことは間違いない」との思いを一層強くしたという。「これまで祖父母や両親、先生から沖縄戦の実相について学んできた。私たちの力で今後、再び県民が願う教科書に戻していけると信じている」と力強く語った。 [ことば] 教科書検定問題 2008年度から使用される高校歴史教科書の検定で文部科学省が沖縄戦の「集団自決」から日本軍の強制を示す記述を「誤解を与える恐れがある」として、検定意見を付け、教科書会社に削除を求めた。この問題で県内では検定意見の撤回と記述回復を求める抗議の動きが広がり、9月に11万6000人(主催者発表)が参加した県民大会が開かれた。 |
文部科学省「強制」認めず。抗議集会のお知らせ。 |
「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」 のブログから転載 |
検定審議会の決定が出たようです。予想通り「強制」の記述に対しては認めずという「指針」の内容は変えなかったようです。
詳細は下関連報道をご覧下さい。 この対応に対して二つの抗議集会がすでに計画されています。ここでしっかりと抗議の意志を示しておくことが必要かと思います。一人でも多くの方の参加をおねがいします。 このほかにも抗議集会等の計画がありましたらお知らせ下さい。 また、日にちをあわせたかのように、那覇市議会が二度目の意見書を採択しました。 当会を含め、大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会、大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会の三団体で今回の「指針」をもとにした「訂正申請」に対して抗議声明を出しました。 意見書と抗議声明は当HPのアピール内でご覧になれますのでご覧下さい。 ---------------------------------------------------------------------------- 教科書検定審議会答申に抗議する緊急県民集会 場所:沖縄県県庁前県民広場 時間:18時〜19時 司会:山城博治(平和センター事務局長) 1.開会のあいさつ(大濱敏夫)…実行委員会共同代表 2.文科省行動報告(玉寄哲永)…9.29県民大会副会長 3.情勢報告(山口剛史)…すすめる会事務局長 4.集会アピール採択 5.行動提起(福元勇司) 6.ガンバロウ三唱(佐久川政一) 7.閉会挨拶(松田寛) 主催:6.9県民大会実行委員会 内容については多少の変更はある可能性があります。 ---------------------------------------------------------------------- ■緊急!沖縄戦 教科書検定意見撤回を求める12・27院内集会! 日時:12月27日(木) 13時30分 場所:衆議院第1議員会館第1会議室 13時15分衆議院第1議員会館ロビーで通行証配布 主催:大江・岩波沖縄戦裁判を支援し、沖縄の真実を広める首都圏の会 大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会(大阪) 沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会(沖縄) ────────────────────────────── 文部科学省ならびに教科用図書検定調査審議会は、本日12月26日、各教科書出版社から提出されていた沖縄戦記述に関する訂正申請について、審議結果を発表しました。 しかしそれは、検定意見の撤回をかたくなに拒否し、そのことを前提として訂正申請の内容に不当な修正を強要して、ふたたび歴史の真実を歪曲するものです。 これに対し私たちは強い怒りをこめて抗議し、検定意見の撤回と記述の回復を要求します。 明日27日(木)緊急に文科省要請と院内集会、記者会見を開催いたします。 是非多くのみなさまの参加を要請します。 ───────────────────────────────────── ☆緊急!沖縄戦 教科書検定意見撤回を求める12・27院内集会☆ ○日時 2007年12月27日(木) 13時30分から ○場所 衆議院第1議員会館第1会議室 参加者には13時15分、衆議院第1議員会館ロビーで通行証を配布します。 ○内容 主催各団体、教科書執筆者から 抗議声明の発表と文科省要請の報告 東京、沖縄、大阪からの発言、 この間の訂正申請をめぐる経過、今後のとりくみなど 集会終了後、記者会見(15時頃予定) 場所 衆議院第1議員会館第1会議室 □主催 大江・岩波沖縄戦裁判を支援し、沖縄の真実を広める首都圏の会 大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会(大阪) 沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会(沖縄) ------------------------------------------------------------------------------ 関連報道 沖縄タイムス 電子号外 「軍が強制」認めず 検定審が結論 1面(PDF) 2面(PDF) 琉球新報 <号外>「軍強制」認めず 「集団自決」教科書検定 号外1(PDF) 号外2(PDF) 琉球放送 教科書検定 軍関与回復も 教科書検定問題で文科省最終判断・県内の反応 文科省結論の要点整理 沖縄戦集団自決教科書検定で文科省最終判断へ 沖縄テレビ 明日緊急の抗議集会開催へ 県民大会実行委員会 不満は残るが従来より踏み込んでいる 渡海文科相 学術的な審議結果 県民の理解得たい 「集団自決」教科書検定 「日本軍の強制」認めず 共同通信 「軍が関与」の記述で決着 事実上「強制」認める 朝日新聞 沖縄戦の集団自決、検定意見を事実上修正 渡海文科相 毎日新聞 教科書検定:沖縄集団自決「日本軍関与」復活…審議会判断 教科書検定:「沖縄戦の学習充実に努める」渡海文科相 教科書検定:福田首相、評価さける 読売新聞 沖縄戦の集団自決、教科書で「軍の関与」表現承認…文科省 産経新聞 異例の“再検定”で軍強制復活 集団自決訂正申請 NHK 教科書「日本軍の関与」復活 TBS 教科書検定問題、「軍の関与」認める 仲井真・沖縄県知事は一定の評価 「つくる会」、検定審の結論を強く批判 日本テレビ 集団自決「日本軍の強制」盛り込まれず承認 |
おおかな通信2辺野古情報(旧:辺野古から緊急情報) |
12/27・10:00 2007年12月27日 |
今朝の海は少し荒れ模様のようです。6隻の作業船が2班に分かれてライン調査を行なっています。こちらはゴムボートを用意し陸上で待機、監視行動中です。高江での動きは確認されていません。 それから明日28日に平和市民連絡会が沖縄防衛局へ要請・交渉行動をします。要請内容は「方法書の書き直し」「事前調査の中止」の2点です。時間は11:00からですので、10:30にとまりん集合です。是非お集まりください。at 11:34 |
12月26日(水) |
文部科学省「強制」認めず。抗議集会のお知らせ。 |
「沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会」 のブログから転載 |
検定審議会の決定が出たようです。予想通り「強制」の記述に対しては認めずという「指針」の内容は変えなかったようです。
詳細は下関連報道をご覧下さい。 この対応に対して二つの抗議集会がすでに計画されています。ここでしっかりと抗議の意志を示しておくことが必要かと思います。一人でも多くの方の参加をおねがいします。 このほかにも抗議集会等の計画がありましたらお知らせ下さい。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 【沖縄】 12月27日 緊急抗議集会 場所:沖縄県県庁前県民広場 時間:18時〜19時 主催:6.9県民大会実行委員会 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 【東京】 12月27日 緊急要請行動 11時 文部科学省要請 13時30分 院内集会(衆議院第一議員会館第1会議室) 15時30分 記者会見 主催:首都圏の会、平和教育をすすめる会、裁判支援連絡会 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 関連報道 沖縄タイムス 電子号外 「軍が強制」認めず 検定審が結論 1面(PDF) 2面(PDF) 琉球新報 <号外>「軍強制」認めず 「集団自決」教科書検定 号外1(PDF) 号外2(PDF) 琉球放送 沖縄戦集団自決教科書検定で文科省最終判断へ 共同通信 「軍が関与」の記述で決着 事実上「強制」認める 朝日新聞 沖縄戦の集団自決、検定意見を事実上修正 渡海文科相 |
<号外>「軍強制」認めず 「集団自決」教科書検定 琉球新報 号外(12/26 15:00) |
【東京】高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で、教科書出版社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は26日午後、文部科学省に渡海紀三朗文科相を訪ね、訂正申請した6社8冊を承認する検定審報告を提出した。「集団自決」の背景・要因がこれまでより詳しく記述された一方で、検定意見は堅持し、焦点となっていた日本軍の強制の明確化は認められなかった。 |
[電子号外]「軍が強制」認めず 検定審が結論沖縄タイムス 2007年12月26日(水) |
1面(PDF:293kb) 2面(PDF:39kb) 【東京】高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)に関する検定問題で、教科書会社六社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は二十六日午後、都内の文部科学省で渡海紀三朗文部科学相と会談し、審議結果を報告した。渡海文科相は全社の記述を承認する手続きに入った。同日中に教科書会社全社に伝達される見通し。検定審の結論は、「集団自決」について「日本軍によって追い込まれた」など軍の「関与」を示す記述は認められたが、「日本軍が強制した」など主語の「日本軍」と述語の「強制」を直接つなげる表現は採用されなかった。
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