日  誌
雨宮処凛TALK&GIG
〜「生きさせろ!」&「俺たちはとにかく生きる」〜
日時:日(木)
時間:19:00〜
入場料:500円
場所:オープンスペース「街」
   西武新宿線「武蔵関」駅北口すぐ
地図   
TEL 03-3928-1378
TALK:雨宮処凛
     作家:主にワーキングプアなどの労働問題に取り組む
GIG:ヨッシーとジュゴンの家
        えびのから    
     福祉労働者連帯ユニオン(ソウルワーカーズユニオン)
     を中心とした革命的プロテスタントバンド
 定員オーバーになりそうなので、
メール、dugonghouse@yahoo.co.jp か
電話 03-3928-1378 で予約をお願いします。

7月21日発刊
「俺たちは鉄路に生きる3」

宣伝ビデオアップ

  
1500円

再アップ 映画 「俺たちは鉄路に生きる」 宮島監督

2007年7月G


7月23日(火)
毎日更新、日誌は、コチラ
今日の「街」
陽太クン13才、今日から一週間実習 えばっちから文 昼食
トシ子ちゃん差し入れのメロン
陽太くん昼食を待ちます
夕食はイワシ丼 骨センベイ 冷奴、納豆・みょうがなどを掛ける
シェフ差入れの餃子
23日の国会前、座り込み

7・22 ジェコー労組・団結バーベキュー イン埼玉
福祉労働者連帯ユニオンから2人参加
「偽装請負」と闘うジェコー労組 支援にやってきた埼玉ユニオン &福祉労働者連帯ユニオン
実は美浜原発設計してた井田さん 原発は絶対に止めよー!
とにかく明るいジェコー労組の面々
「偽装請負」やめて、正規雇用にしろ!
↑ ジェコー労組委員長 団結ガンバロウ! 正規化かちとるぞ 帰りに「十万石」のお土産
新宿駅前で演説中の川田龍平さん

キョンキョンもいました

ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!

海上基地建設を阻止するため連日命がけで座り込みする人たちがいる!
辺野古から緊急情報 
7/23・17:20

辺野古では16:30頃阻止行動を終えて戻ってきました。人手が足りず調査のラインを一本引かれてしまったとのことです。正確な測量によるものでは無いようで、適当に「この辺」と言って調査をしているようです。そんな目分量な適当な調査でいいのでしょうか。まあでも、事前調査自体適当な計画で、いい加減な業者やとってやっているわけですから、現場での調査が正確なはずはありません。こんな業者が日本中で環境調査という名目の「適当で杜撰な仕事」やっているのかと思うと、日本の将来が危ぶまれます。

高江では座り込みに人が足りず、メインゲートから施設局5名・作業員に入られてしまいました。8:00ごろN-4ゲートから業者2名が入れて欲しいと来たので、40分の間、説得して帰っていただきましたが、その間、座り込みの人数が足りず、メインゲートから施設局に入られてしまったようです。24時間態勢の高江の座り込み、想像以上に大変なようです。

明日の申し入れ行動のお知らせを載せます。
明日7月24日(火)・13:00那覇防衛施設局前に集合
13:30・高江からの抗議申し入れ
14:00・殺人未遂危険行為に対する抗議申し入れ at 17:20

7/23・12:30

辺野古では結局4船団8隻の船が出て作業強行しています。こちらは船とゴムボート1艇ずつ、あとはカヌー隊です。阻止行動の現場の詳しい内容はまだ入っていません。結局業者ダイバーは「そんな事実は無い」と事件のことを突っぱねているようで、施設局も「来ても会わない」という態度を貫くようです。これは沖縄のマスコミも国から無視されているのと同じだと思います。引き続き報道をよろしくお願いいたします。それから高江には防衛施設局職員が来たようですが追い返しています。またやって来る可能性はあります。とにかく24時間態勢での座り込みになってしまっています。普通ならば3交代制をとらなければならない時間帯ですが、少ない人数で座りこみを続けています。辺野古も高江もいったいどうしたらいいのか不安と戸惑いのなかで、それでも市民たちが懸命に「止めて」います。助けに行ってください。at 12:37

7/23・8:45

辺野古では「なんと」今日も10船団20隻体制で作業強行の準備をしているようです。まだ正確な数の情報は入っていません。こちらは3隻の船とカヌー隊が準備を終えて待機しています。作業員たちは土曜日の事件についてどういう気持を持っているのでしょうか。沖縄戦のとき自決前に「最後の一兵まで敢闘せよ」と命令を出した牛島さんのように、今回訪沖した小池さんが「何が何でもやれ」とでも言葉を残して行ったのでしょうか。やはり「殺人未遂事件」が「辺野古という村での小競り合い」程度のことにおとしめられて行ってしまうのでしょうか。

明日24日(火)、那覇防衛施設局に申し入れ行動をします。13:00に那覇防衛施設局前に集まってください。辺野古の抗議申し入れは14:00からの予定ですが、13:30から高江の強行作業の抗議申し入れをしますので、そちらにも是非参加してください。at 08:44

7/22・16:30

今日は作業強行は無いようです。「今日の」辺野古は静かです。今回の事件が各方面で報道されています。タイトルに「もみあい」という表現が付けられているのですが、こちらは機材にしがみついているだけで、もみあいでも何でもありません。誤解のないようにお願いいたします。文章の違い等ありますが、記事内容はおおむねきちんと報道されていると思います。琉球朝日放送(QAB)は映像付きで臨場感があります。よく放送で取り上げてくれたと思います。3つの記事があるのでアドレスだけリンクします。パソコンで観てください。特にQABの映像は1週間ぐらいで観られなくなると思いますので、必要な方は保存しておくことをおすすめします。またQABは夜にはリンクアドレスが変わるので、こちらの再リンク作業が間に合っていない場合はHPから該当記事を観てください。

(琉球朝日放送辺QAB・7/22)
辺野古沖調査現場 作業ダイバーと反対派もみ合い

(沖縄タイムス・7/22)
反対派・業者もみ合い/辺野古調査

(琉球新報・7/22)
辺野古沖調査 作業中、海中でもみ合いat 16:31

市民メディア・インターネット新聞JANJAN より転載
JANJAN
 24時間体制で座り込み 沖縄ヘリパッド移設
前回記事: 姑息な着工を許すな! 沖縄ヘリパッド問題
米軍北部訓練場の一部返還に伴う沖縄県東村高江区へのヘリパッド移設(新設)問題で、事業主の那覇防衛施設局3日、強制着工したことに対し、反発する地元住民や市民の座り込みが続いている。

 多彩な座り込みメンバーの中でも、ユニークなのが子連れの主婦たちだ。家事、子育てが日中の仕事である彼女たちは、侵入ゲートに洗濯物を干し、主婦同士でゆんたく(おしゃべり)を楽しむ。週末には子供たちも連れての参加となり、現場は俄然にぎやかに。生活感覚に基づいた彼女たちの「抵抗運動」は、地に足がついている。
N4地区南側ゲートの向こうに見えるユニック=16日午後7時過ぎ
 早朝から夕刻まで、炎天下での座り込みに疲労の色を見せるメンバー。不意を突かれたのは16日の夜だった。午後7時過ぎ、資材、重機、プレハブなどを積んだ数台のトラック、ユニックがN4地区のゲートから入った。連絡を受けて急きょ駆けつけた座り込みメンバーにより、最後のプレハブ搬入は阻止されたが、残りは基地内へ通してしまった。

 高江区座り込みメンバーの1人(主婦)は、「今日は本当に素敵な夕暮れだったんです。午後7時前に巨大な虹が二重に出て、内側の虹はどちらも足が森からはっきり出ている完璧な虹。子供たちと2階のベランダで『虹の内側と外側って空の色が違うんだね』なんて話してました。その5分後、夕暮れの中、N4の中にユニックの長い首を見ることになるなんて」と、怒りと悲しみを抑えるのに必死だ。

 この一件以降、座り込みは24時間体制を余儀なくされた。台風4号直撃で13日前後に休みがとれたものの、少人数の座り込みメンバーの疲労は確実に深まっている。しかし、中心メンバーはみな生活を犠牲にし、心身ともにボロボロになりながら座り込みを続けている。
一夜を明かした車の窓からゲートを眺める=20日早朝N1地区
 19日夜、私はN1地区ゲート前で夜を明かした。大地に寝そべり見上げた星空の美しいこと! 天の川がこれほどはっきりと目視できたのは初めての経験だった。流れ星を目で追い、森の中を飛ぶ蛍の乱舞に見とれる。

 そんな神秘の闇夜、隣の若者と身の上話をする。たまたまブログ「やんばる東村 高江の現状」を見て東京から駆けつけたという彼は、若き写真家の卵だ。辺野古、高江など沖縄の基地問題の現状を初めて知ると同時にとても驚き、とにかく駆けつけたという。「自分には写真を撮ることでかかわることができる。東京に戻ったら、展覧会を開いたりして、ここで起こっていることを伝えたい。それぞれが、それぞれのかかわり方でここに来ればよいと思う」と率直な思いを語ってくれた。

 話が尽き、車中で仮眠を取る。だが、車が通過するたびに反射的に起きてしまい、熟睡などできない。ようやくまどろんだころ、“ぴぃ〜ひょろろろ〜”と可愛らしい鳥の声が聞こえる。アカショウビンだ。オレンジのくちばしに鮮やかな赤褐色の夏鳥。目を開くと新しい1日の日差しが、車窓越しにゲートを照らしていた。

関連サイト:「やんばる東村 高江の現状」

やんばる東村 高江の現状

ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う
のホームページから転載

7月22日(日)
100人以上が参加し大成功
← 高石さん
まわりくどい言い方は、いらない。ストレートに展望を語ろう!
山本さん(動労千葉を支援する会) 織田・全学連委員長
未払い賃金で闘争中です 『俺たちは鉄路に生きる・3』読むぞ! 乾〜杯!
たくさんのゴチソウ
「俺たちはとにかく生きる」「赤く塗れ」「ランク&ファイル・ロックンロール」を唄いました
会場は乗りのり
北島・杉並区議、一曲披露
えびのから

・希望〜ひかり〜
・たね
・ターニングポイント辺野古
グツド! グッド!
CDをたくさん、お買い上げ
動労千葉の組合員、登壇
団結、ガンバロー!

新発売の

『俺たちは鉄路に生きる・3』を

早速読む

30冊、買いました
動労千葉を支援する会 のホームページから転載

総会が盛大に開催 130名が結集
7月22日(日)13時〜 DC会館
速報ビデオ

山本事務局長の基調提起
「街」に戻って夕食
シェフのお土産「十万石」饅頭
市民メディア・インターネット新聞JANJAN より転載
JANJAN
東京・練馬「オープンスペース街」閉店の危機
 閉店の危機に直面している「オープンスペース街」。
西武新宿線武蔵関駅・北口前にある「オープンスペース街」(東京都練馬区関町北4丁目・以下「街」と略す)は、地域住民に安価な中古衣類や中古家具などを売るリサイクルショップ。障害者、社会的弱者の生活相談にも乗ってきた。特に精神障害者には社会参加の場を提供し、実績を上げてきた。しかし、その「街」が今、閉店の危機に直面している。

 事の発端は5月7日。街からわずか数メートルの空き地で地鎮祭が行われていた。「街」のスタッフの1人がたまたまそこに居合わせた関係者に「ここで何をしているんですか?」と尋ねたところ、「僕はここの担当者ではないからわかりません。何が建つのかもまったくわかりません」という答えが返ってきた。地鎮祭をしているのに何が建つのかわからないという返答はおかしい。そこで、「街」は「説明会を開いてほしい」という趣旨の張り紙を工事現場付近に張っておいた。

 次の日、施工業者の大和ハウスから担当者がやってきて「地域住民に説明をするつもりは一切ない。説明をしてほしいという張り紙が張ってあったからきた」と言って「5月17日から工事を始めます」という紙を持ってきた。それを聞いた「街」と地域住民はいくらなんでもあんまりだと憤慨した。工事を始めるのなら、ご近所にまずあいさつをするのがすじではないか。ところが、大和ハウス側は自分たちは法律に違反していないのだから、ご近所にあいさつをする必要はないの一点張り。間もなく、その空き地にはセブンイレブンが建つことがわかった。
スタッフの住むアパート。この前にセブンイレブンが建つと、日当たりが悪くなり、騒音も増える。
 大和ハウスの主張に納得のいかない「街」のスタッフと地域住民は、セブンイレブンのオーナーを呼んで説明会を開いてもらうことになった。ところがオーナーから「地域住民のことなんか知ったこっちゃない」という極めて非常識な発言があった。それを聞いた出席者は怒って退席してしまった。

 こうして15日には実際に工事を始めることになり、測量が行われた。しかし、街のスタッフおよび地域住民は、まだセブンイレブンの建設にだれも納得していないのだから工事を始めるのは待ってほしいと要求した。セブンイレブンを建てるなと言っているのではない。建てるのなら事前のあいさつをするのがすじではないかという話だった。

 しかし、オーナーにしても、大和ハウスにしても一切彼らの主張を受け入れようとしない。自分たちは法律的には違反していないのだから建てさせてほしいと言う。実際、規制緩和で3階建ての建物までは建築許可申請は出さなくても違法ではない。法律的に問題がないことは「街」も地域住民もわかっている。ただ地域にあいさつもなく、だれも納得していないのに工事を強行するのはどうかと主張しているだけだ。ところが、大和ハウスとオーナー側は、工事妨害として「街」のスタッフの姿をビデオに撮り証拠として裁判所に提出した。

 6月27日、「街」スタッフは東京地方裁判所に呼び出された。大和ハウスによれば、工事を妨害しているのはすべて「街」の代表者だと名指しし、しかも仮処分申請の対象になっていた。

 セブンイレブンが建つことによって、「街」には実際にどういう被害が予想されるのか。「街」のスタッフの1人に伺ったところ「おそらく24時間営業になるので今よりも騒音が出る可能性がある。ピンポーンというチャイムの音が一日中聞こえ、セブンイレブンの看板の照明で夜どおし明るくなる。しかし、隣接するアパートには暗くないと眠れないという『街』のスタッフが住んでいる。そのアパートの前に建物が建つと日当たりも悪くなる」。

 もし仮処分申請が裁判所に認められた場合、セブンイレブンの建設に抵抗しているすべての人たちが工事現場から数メートル以内に近づけなくなる。つまり「街」のスタッフもお客さんも店内に出入りすることすらできなくなる。もしそうなったら、「街」の営業を続けること事実上不可能となる。

 それなら店舗を移転することはできないのか。そう尋ねたところ、お金がないという答えが返ってきた。店舗を移転するには数百万円もかかる(「街」をオープンしたときかかったお金は500万円以上だった)。それに、後から来た者のためになぜ先住者である自分たちが出て行かなくてはならないのか。

 もちろん私は「街」側の主張はもっともだと思う。「地域住民のことなんか知ったこっちゃない」などと暴言を吐くセブンイレブンのフランチャイズ店オーナーはもってのほかである。しかし、大和ハウス側が法律に違反していない以上、周囲へのあいさつがない、説明がない、それだけで建設計画を変更させることができるのか。裁判を一度でも経験したことのある人ならわかることだが、裁判所は道義よりも論理を重視する。まして大和のような大手ハウスメーカーが相手では、資金力のない街が勝てる見込みはほとんどないだろう。「街」のみなさんには大変失礼だが、それが現実ではないだろうか。
 セブンイレブンの工事現場。裏のアパートには街のスタッフ(障害者)が一室を借りている。彼はセブンイレブンの照明で夜通し明るくなると安眠できない。
そこで私からの提案だが、大和ハウス、オーナー、セブンイレブンジャパンと話し合いの場をもうけたらどうだろう。営業時間は24時間でいいのか、読んで字のごとく朝7時から夜11時までならいいのか、地上何メートルまでならかまわないのかなどについて、お互いにとことん話し合い、それでも折り合いがつかなければ「街」が移転するのも1つ選択肢ではないだろうか。問題は移転の費用だが、スタッフが貯金を出し合う、足りなければお客さんや一般から寄付を集めるのも1つの方法ではないだろうか。

 7月17日、東京地方裁判所から工事妨害禁止仮処分命令が出された。裁判所は「街」に対して一切の工事妨害をしてはならないと警告した。もしこの命令に「街」が違反した場合、「街」は営業を続けられなくなるという事態は避けられないだろう。

 もし「街」が閉店したら今までひいきにしてくれたお客さんは失望し、スタッフも働く場を失うだろう。地域社会にとっても、社会的弱者にとっても「街」の閉店は大きな損失となるに違いない。店を続ける努力だけはなんとしてでもしてもらいたい。
(鈴木喜志子)

辺野古沖調査現場 作業ダイバーと反対派もみ合い

QAB2007年07月22日 (日曜日)
News Photo

名護市辺野古の基地建設に向けた調査で21日、作業ダイバーと基地建設に反対する市民グループのメンバーが海中でもみ合いになるトラブルがありました。基地建設に反対する市民グループによりますと21日、正午過ぎ海底で環境調査のための機器設置作業をしていた防衛施設局側の作業ダイバーと基地反対運動のため海に入った市民団体のメンバーがもみあいになり途中、市民団体のメンバーが急に息ができなくなったという事です。

市民団体が撮影した水中の様子を捕らえた映像で真ん中にいる市民団体のメンバーは「左側の作業ダイバーがバルブを閉めた」と説明しています。現場は水深3.5メートルで急浮上のあと反対派のダイバーは軽い呼吸困難になり病院で手当てを受けました。ヘリ基地反対協議会は21日午後記者会見し命にかかわる行為だと防衛施設局に厳重に抗議する緊急声明を出しています。

ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbpsストリーミングビデオ-モデム-ISDN40Kbps

7月21日の「ジユゴンの家」日誌から転載
「防衛施設局は今すぐに事前調査をやめろ!作業員に基地建設・戦争協力をさせるな!!」
午前6時前、土曜日にも関らず作業船10隻が出て行きました。 辺野古沖合いには1船団2隻。 こちらは阻止船3隻とカヌー4艇。
←朝早く海中のパッシブ・ソナーのバッテリー交換を行ったようです。補修・補強作業を引き続き行う模様だったので警戒しています。

→こう着状態が5時間近く続きました。正午ごろにいきなり作業を強行!
海中での闘いとなりました。よく見えませんが、平良夏芽さんが海中で作業ダイバー二人係で押さえつけられています。 激しさを増し、周りにあがる空気も激しいです。
このとき(12時30分)に夏芽さんの酸素ボンベのバルブが閉められるという事件が起こりました!
殺人未遂です!
それに対して怒りの抗議声明。手書きです。 記者会見。 抗議声明を読み上げます。
「防衛施設局は今すぐに事前調査をやめろ!作業員に基地建設・戦争協力をさせるな!!」
★酸素ボンベのバルブを海中で締めた!全国から殺人未遂の施設局へ抗議行動を!!
★悪いのは作業員ではない。施設局だ!そこをはっきりさせて訴えましょう!

・辺野古沖で調査強行。
今日、辺野古では午前6時前に作業船が10隻出航しました。私達もすぐに阻止船を出航させ、阻止行動に入りました。
今日、施設局は嘉陽4船団(8隻)を集中させ、辺野古リーフ内には1船団2隻が入ってきたためその1船団に3隻の阻止船で対応しました。
阻止船が多く、人数もこちらが多かったため作業船は作業に何度か入ろうとするもすぐに待機状態になり、海上では膠着状態が5時間近く続きました。
膠着状態が続いた正午ごろ、「お昼ご飯に入るかな?」と思っていると突然作業船が動き出しました。
施設局から指示があったのでしょう。こちらも警戒態勢に入りました。

・海中での状況。
作業ダイバーが3人潜り、パッシブソナーの補修・補強作業に強行着手。こちらも4人のスキンダイビング(素潜り)と一人のダイバー(合計5人)で阻止行動に入りました。
私達が入ったと同時に海中での暴行が始まりました。私に限っていっても顔面に殴る、蹴るが一度ずつあり、マスク、シュノーケルを一度引き剥がされました。
その他に鉄筋の上に手を置いたら鉄のハンマーで手を殴打された。海中で足を引っ張られた。ということが報告されています。
ダイバーとして潜っていた平良夏芽さんには特に激しい攻防があり、作業ダイバーが2人〜3人全員で羽交い絞めにし、押さえつけに入っていました。
暴行で夏芽さんのレギュレーター(呼吸口)が飛ばされたり、マスクが剥がされたりと何度か危険な状況があり、潜って助けにいくこともありました。ただ、ダイバーの方も「大丈夫?」のサインを私達に何度か出していてこちらに海中で気を遣っているのも伺えました。しかし、海中で作業ダイバーが行っていることは非常に危険であり、これ以上続けば事件・事故が起こりかねませんでした。
海上にいる「作業責任者」と思われる人(名乗らないので分かりません)にこちらから「すでに暴行されており、事故・事件が起こる可能性があるので危険だ。今すぐ作業をやめさせなさい」と要求しました。しかし、まったく対応しない。再度、「あなたが取り合わないのなら施設局職員を出しなさい」と要求しましたが、これも取り合わない。

・こちらのダイバーが急浮上。
そのような中で夏芽さんが急浮上をしてくるのが見えたので「何事だ!?」と思い、私も潜り、肩を抱えました。続いて作業ダイバーが夏芽さんのダイビング機材を持って浮上したので機材を受け取りました。その時の夏芽さんは呼吸がおかしく「コヒュッコヒュッゲボゴホゴホ」と短い呼吸で吐き気と咳き込む様子が見られました。
急浮上をしてきた時点で何かが起こったと認識して、夏芽さんの呼吸の状況から「危険な状況」と判断しました。すぐに夏芽さんに船の上に上がってもらいました。
呼吸困難になったためか夏芽さんはしばらく混乱状態でした。水を飲んでもらい落ち着いてもらいました。
状況を聞くと「エアー切れで急に呼吸できなくなり、急浮上した」とのことでした。
それにしても「たったの10分ほどでエアーが切れるというのはおかしい。朝の時点でエアーは200入っていて、今日は一本目なのに。」と確認すると「たぶん海中で大変な攻防だったため大量にエアーが必要だったと思う。」と夏芽さんは話していました。
最初はそういう認識で一致したのですが、再度「酸素ボンベのバルブ(酸素を排出するボンベの栓)」を確認したところ「閉めていないのに閉まっている」とのこと。
残圧計(酸素の残量計)を確認すると「150」と表示。たったの「50」しか減っていませんでした。レギュレーター(呼吸口)など各所に問題はなく、オーバーホール(メンテナンス)もしっかりとされているものです。さらにバルブは4回転ほどして閉めたり、開けたりするものなので“当たった”という不可抗力では閉められないのです。このことからこれは「意識的にバルブを閉められた」と認識しました。
私達はダイバーがダイバーの酸素ボンベのバルブを閉めるなど常識では考えられないこと、一線を越えている行為なので信じられず、海上で海中を撮影していた映像を確認することにしました。すると、ダイバーが確かにバルブを閉めているのが映っていました。
完全な殺人未遂であり決して許されることではありません。
今までも幾度か海中において暴行事件が発生してきました。しかし、これほどのことは今までで初めてです。そして今までの施設局は暴行事件を「根拠・証拠なし」と取り合いませんでした。今回ははっきりとバルブを閉める様子が映像で残っています。
これは揺るぎない事実です。絶対に許してはなりません。全国から施設局、防衛省に抗議の声を上げてください!

・責任は施設局にある!!
私はバルブを閉めた作業員の考えがまったく分かりません。それをやったらどうなるのかを一番わかっていたはずです。
しかし、改めて私達が言わなければならないのは全責任が施設局・政府にあるのだということです。
まず一つ目に今日は土曜日。土日は那覇防衛施設局の定休日です。事業者である防衛施設局が作業に責任を持てる体制をとっていたとは思えません。
そして現在の現場には施設局職員が誰一人いないということ。事業主体者である施設局が現場にはいない。「現場責任者」は必ず現場に一人はいなくてはならない。それなのにいない。現場の作業員は施設局と電話でのやりとりで判断しているのです。
それでは現場でどのような状況なのかを判断できず判断が遅れ、事件・事故に繋がりかねません。つまり、今日の場合、作業責任者は“上”からの判断だけで動いていたのであり、作業を止めるという様子もありませんでした。これは重大な問題です。
その結果、死亡者が出ようと関係がないというのか!施設局!!

・作業員がなぜここまで作業を強行しようとするのか。なぜ暴行を行うのか。
作業員の状況を言えば2年前のときのように作業員が「日払い・日当」という扱いではなく「出来高払い」とされているようです。
「これだけ進みましたという報告書を上げなければ給料が出ない」という状況なのかもしれません。もし、そうだとしたら本当に許されないことです。
今日に限っても午前6時前に海上に出ています。那覇方面から来ている作業員なら午前4時ごろには家を出ていなければなりません。労働者の権利を守っているとは到底思えません。
辺野古の海上の作業員がこれだけの重労働で勤務時間も長く、海での作業のために命の危険も伴い(生命保険にも入れているのか?)、安い賃金で不安定雇用の状況、さらには「出来高払い」に叩き込まれているとしたらストレスが最悪のところまで来ていてもおかしくありません。
そういう中で事故や事件が起こるのは必然です。鉄道の尼崎事故も同じような理屈で事故に繋がっていたはずです。
そうやって安い労働賃金で人を雇い、「潤う」と幻想を振りまいて基地建設を強行しようとしているのが政府なのだと感じています。企業が経済や資本を最優先に動くために働く私達は真っ先に切り捨てられる。そして“戦争”に私達を巻き込み、諸外国から資源を奪い、さらなる利益を得ようとする。それは辺野古海上で出会う作業員もまた変わらない存在なのだと考えます。
もし、作業員がこの文章を読んでいて、先ほど述べたことが一つでもあてはまるのならそれは変えなければいけない問題です。なぜなら職場の中で自分はもちろん同僚の安全さえも守れないと考えるからです。
私達と闘っている現場は違えど職場での闘いは基地建設を阻むことと同じ重みと意味を持ちます。辺野古に来ている作業員の皆さんが今いる職場で労働条件を変えていこうとする闘いは自分達の職場をよりよくするだけではなく、最終的には基地建設への加担という仕事ではなく新たな職場を政府に要求し、勝ち取っていく、自分達で職場を作るという闘いになります。
私を信じろとは言いません。しかし、皆さんにはその力と今言ったもう一つの選択肢があるということだけは言いたいのです。そして、原則を守り、闘えば必ず勝てると。

政府は事前調査に関して住民にまったくの説明をせず、「不開示」にして「自衛隊」を出して脅し、基地建設の強行をしています。
このような状況に「許せない!」と立ち上がる人々がいるのは当然であり、権利です。
現場で混乱が起こりえることは大臣の発言などから見ても分かっていたはずです。ならば、今日の殺人未遂ともいえる状況を生み出した政府は責任をとり、この基地建設における不当性を認め、即刻辺野古から出て行け!!そして作業員の基地建設・戦争加担の仕事をやめさせ、確固たる保障をしろ!!
それが政府に出来る最善の策ではないのか!!人が死んでからでは遅いのだ!!

基地建設絶対に阻止するために抗議の声を!!

以下、辺野古浜通信より。
 夜分恐れ入ります。心配していただいた方々から、問い合わせメールが 続いていますので、ご報告します。
 胸の痛みを訴え救急病院に向かった平良夏芽牧師本人は、「これ以上は 酷くならないと思うので大丈夫」と語っております。
  医師の診察では、軽い減圧症だろうとのことだそうです。 高圧力の場から普通の1気圧の所に急に戻るとなる症状で、血液 中の窒素が気泡となって血管を詰まらせたりする恐い症状です。
 ダイビ ングの場合は深い所から急浮上した時に起こります。海底で呼吸が出来 ずに一気に上がったので具合が悪くなったのでしょう。
 今回の件、もし、万が一、実際に殺人が行われたら相手は「これは事故 だ。自分で暴れて、自分で死んだのだ」と主張することでしょう。
 海中 の人目が届きにくい場所で、三人がかりで一人を襲い、押さえつけ、殺 そうとするならば、当然、確信を持った「殺人行為」ですし、政府によ る「暗殺未遂」とも言えると、今日の辺野古浜通信を担当している私個 人としては感じています。  

 今日は、平良牧師が所属する教会の姉妹教会の子ども達が船上にいま した。
 この殺人未遂・暗殺未遂は、子ども達が心配し、見つめている海 の中で行われたのです。  
 今日、わたし達は強く気持ちを固めます。人を殺しながらつくる基地 建設を、沖縄の歴史を、人を、自然を、コミュニティを蹂躙する辺野古 への基地建設を「止めます。」みなさんもご参加下さい。
緊急声明

本日のダイバーの殺人未遂ともいえる暴力に対する抗議声明を、ヘリ基地反対協・平和市民連絡会が出しました。各方面に転載してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 那覇防衛施設局は、2007年4月から新基地建設のための環境現況調査を開始した。2014年完成の方針のもと、アセス法によらない違法な事前調査である。
 政府は5月18日(金)、19日(土)、20日(日)に自衛隊をも投入し、未明から調査機器設置作業を強権的に実施し、6月9日(土)、10日(日)にも継続した。それ以降、未設置の機器設置作業とそのメンテナンス、さらに珊瑚のライン調査作業が継続された。私たちは非暴力による新基地建設阻止、違法な事前調査阻止行動を進めている。

 本日、7月21日(土)12時すぎ、辺野古の海で作業を止める行動の中、いであ(株)の作業員が海中で平良夏芽さんの空気ボンベのバルブを閉めたため、窒息状態となり急浮上した。ボンベ内の空気は200(20MPs・メガパスカル)中50(5MPs)しか消費されておらず、明らかにバルブを故意に閉めた結果である。これは人命軽視の暴力行為であり許されるものではない。

 那覇防衛施設局は前回と違い、今回は現場に責任者を置かず、業者の暴力行為を放置して来た中での、今日の人命軽視の暴力行為である。

 私たちは今回の窒息状態を引き起こした重大な暴力行為に対し、いであ(株)と那覇防衛施設局に対し、厳重に抗議し、謝罪を要求する。

  2007年7月21日 ヘリ基地反対協・平和市民連絡会  at 18:26


東京行動
 ← 毎週水曜日、夜は、
四谷(今日は
三鷹)
街宣アクション

ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!

海上基地建設を阻止するため連日命がけで座り込みする人たちがいる!
辺野古から緊急情報 
7/22・09:30

昨日の事件の影響なのか作業船の姿は見えず、現在のところ作業強行の動きはありません。こちらは陸上からの監視行動をしています。昨日の業者ダイバー3人掛かりによる危険行為が、今日どこまでメディアで報道されるか分かりませんが、各方面の報道に注目してください。at 09:21

7/22・02:10

今日のまとめを「基地建設阻止」にアップしました。声明の部分を少し修正してありますので、こちらから転載してください。とにかく今日業者によって引き起こされた事件は国の謀略による「暗殺未遂事件」と言っても良いものです。安倍さんはプーチン政権の真似でもしているのでしょうか。at 02:12

7/21・21:20

共同通信の情報を早くも東京新聞が流してくれています。携帯で観ている人もいるので全文リンクさせていただきます。「反対派」という言い回しはどうかと思いますが。

(東京新聞・7/21)普天間移設調査でトラブル 「バルブ閉めた」と反対派
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設予定先の同県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸海域で21日、移設に向けた那覇防衛施設局の環境調査を委託されている業者の作業ダイバーと、移設反対派リーダーの平良夏芽牧師(44)が海中でもみ合いになるトラブルがあった。平良牧師は「海中でボンベのバルブを閉められた。命にかかわる一線を越えた行動で、刑事告訴も検討したい」と話している。平良牧師によると、同日正午すぎ、名護市の辺野古漁港沖約1キロの海底3、4メートルで、委託業者の作業ダイバー3人が、環境調査でジュゴンなどの行動を調べるパッシブ・ソナー(音波探知機)の土台を海底に固定しようとした。平良牧師が作業を阻止しようと土台にしがみつくと、ダイバーは平良牧師を羽交い締めにした。at 21:22

7/21・20:15

15:00の書き込みで、平良夏芽さんがボンベのバルブを閉められたとき、「幸い水深3?4メートルの所でしたので」と書きましたが、ダイビングインストラクターからの連絡があり、全然「幸い」では無いということで、書き直しました。私もダイバーなのに変な書き方をしてしまい申し訳ありませんでした。インストラクターによれば「3?4mでも十分な危険行為です」とのことでした。海に関わる者がそんな危険行為をするなんて、絶対にあってはならない行為だということです。夏芽さんの体調が心配です。at 20:15


辺野古沖調査 作業中、海中でもみ合い 琉球新報(7/22 9:52)
 【名護】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の環境現況調査(事前調査)に反対するヘリ基地反対協議会と平和市民連絡会は21日午後、緊急会見を開き、「21日午後零時半、海中で抗議行動を行ったメンバーが機器設置作業員に酸素ボンベのバルブを閉められ生命の危機に陥った」と発表し、現場映像を公開した。

 バルブを閉められたとされるのは、反対派リーダーで平和市民連絡会共同代表の平良夏芽牧師。同牧師は「命にかかわる一線を越えた行動で、刑事告訴も検討したい」と述べた。両団体は同日、施設局と業者に謝罪を求める抗議声明を発表。週明けにも、事業者の那覇防衛施設局に使用者責任を問い抗議する。

 トラブルのあった現場は、辺野古漁港から約400メートルほど離れた海中。作業員3人が台風4号でゆるんだパッシブソナーの土台を補強しているのを阻止しようと、反対派が土台にしがみつくなど抗議行動を行った。

 そのうち、平良牧師は呼吸が困難になり浮上。船上で、同牧師のボンベのバルブが閉まっているのを不審に思い、反対派メンバーが海中で撮影した画像で作業員の行為を確認した。

 平良牧師は「海中で作業員に羽交い締めにされている途中、急に空気がなくなり恐怖を感じた。幸い水深が約4メートルと浅くて助かった」と当時の心境を語った。
 21日は午前6時ごろから作業船が2隻現れたが、施設局職員はいなかったという。

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